【2019年】加熱式たばこが吸える公共の場所とは?法律による影響|レストラン/路上/コンビニ

加熱式たばこは今までのたばこと比べ、煙の量も含まれるタールの量も少ないです。そのような、加熱式たばこを外で吸える場所はどこなのでしょうか?今回は、法律の側面も混ぜて紹介します。

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日本では会社や商業施設、飲食店の中に喫煙室があり、分煙体制はかなり進んできています。一方で、たばこは吸える場所は年々少なくなってきており、どこで喫煙ができるのか迷ってしまう方もいるでしょう。

また、加熱式たばこと紙巻たばこは吸える場所が同じなのか、わからない状況でもあります。喫煙場所については、法律の動向にも注意することが大切です。

今回は、加熱式たばこが吸える公共の場所について4カ所紹介します。

法律による加熱式たばこの影響

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加熱式たばこは煙が出ないため、紙巻きたばこと違う扱いと考えている人も多いでしょう。しかし残念ながら、法律上の扱いは紙巻きたばこも、加熱式たばこも同じ扱いです。

たばこについての法律は、「健康増進法改正案」と呼ばれる法案のもと、受動喫煙対策を事業者に義務付ける「受動喫煙防止法」によって定められています。この法律は、2020年に適用される予定ですが、適用後は紙巻たばこ、加熱式たばこともに吸える場所が限られることになります。

2020年といえば、東京オリンピック・パラリンピックが開催される年です。世界中から多くの人が訪れることが予想されるため、受動喫煙を防ぐための法律が強化されます。なかには、「全面禁煙」を後押しする意見もでてきており、喫煙者にとっては肩身が狭い世の中になっていくかもしれません。

いずれにせよ、オリンピックが開催される時期までには、たばこは吸える場所がいまよりもさらに限られてしまう可能性があることを頭に入れておきましょう。 

加熱式たばこが吸える公共の場所4つ

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場所①:飲食店の喫煙席

喫煙が可能な公共の場所として「飲食店の喫煙席」があげられます。

飲食店では、喫煙席と禁煙席にわかれているところも多いです。そのため、加熱式たばこを吸いたいときは、喫煙席に座ることになります。お店に喫煙席があれば、気兼ねなく吸うことができます。

しかし、未成年者や妊婦など、さまざまな人が利用する飲食店です。そのため、たとえ喫煙する人と離れた禁煙席に座っていたとしても、受動喫煙の可能性が高いとして、世の中ではさらなる法律の強化が望まれているのも事実です。

飲食店の分煙対策とは

お店側としては「禁煙・喫煙どちらのお客様にも入店してもらいたい」と考えているため、店頭表示を行っています。喫煙ルールをポスターやステッカーなどでお店の前に表示しておくことで、分煙対策について理解を求めています。

たとえば、終日禁煙のお店は「禁煙」と表示されています。このようなお店では、喫煙室もなく、店全体が禁煙です。そのため、紙巻きたばこだけではなく、加熱式たばこも吸えないお店とすぐに判断できます。

喫煙室が設置されていたり、壁で喫煙席と禁煙席が完全に分離されていたりするお店は「完全分煙」と表示されます。そのため、加熱式たばこを吸う人は「完全分煙」のお店であれば、喫煙できます。特に喫煙室が完全に分離されている場合であれば、気兼ねなく、加熱式たばこと食事を楽しむことができます。

しかし、受動喫煙に対して気にしている人も多くいます。特に、煙の臭い自体が苦手という人も多いので、壁で席を分離しているといった簡易的な「分煙」のお店では、喫煙者は少し気を使う必要があるでしょう。

今後はファミレスでは吸えなくなる?

2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの影響を受けて「原則建物内全面禁煙」という声も強くあります。違反した場合は、罰金が課せられる可能性もあります。そうなると、飲食店では将来的に全面禁煙になってしまうのか、と愛煙家は心配になるでしょう。

しかし、一部の小規模な飲食店では喫煙室を新たに設置しなければならなく、経営的に厳しいことや、夜の営業がメインのお店にとっては、店の禁煙化は客足の低下につながることから、たばこの法案改正に対して多くの反対意見がでています。この問題は最終的な結論には至っていませんが、一部の例外は認めるという方向で話が進んでいます。

例外となるお店は、30平方メートル以下のカウンター席の割合が多いお店、バーやスナックなど主にお酒を楽しむお店、焼き鳥屋などの一部の居酒屋などです。 一方で、子供や未成年者の利用が多いファミリーレストランやラーメン店などは禁煙になる可能性が高いといえます。将来的には、ゆっくりファミリーレストランでたばこを楽しむこともできなくなるかもしれません。

場所②:コンビニの灰皿

喫煙が可能な公共の場所として「コンビニの灰皿」があげられます。

会社員で外回りが多い人は、外出の途中で少し休憩したくなることでしょう。なかには、自分のお気に入りの喫煙スペースがある方もいるでしょう。少しの時間でリフレッシュしたり考え事をしたり、と憩いの場所としてコンビニの灰皿は最適です。

しかし、受動喫煙問題が広がりをみせているため、お気に入りのコンビニの灰皿も突然なくなることが考えられます。 そもそもコンビニの灰皿は、お店に入る前にたばこの火を消すという目的で設置されていました。しかし最近では、受動喫煙に対する世間の目線は厳しく、コンビニの周辺住民からの苦情のため、灰皿が撤去されている場所もあります。

まだ、完全撤去は進んでいませんが、コンビニの灰皿も、多くの喫煙者の憩いの場であった公園の灰皿のように撤去が進んでいくかもしれません。

場所③:場所によってはOKな路上

喫煙が可能な公共の場所として「一部の路上」があげられます。

普段からたばこのマナーを守っている人にとっては、路上で喫煙なんてもってのほかと思うでしょう。加熱式たばこは路上で吸ってはいけないのでしょうか?

実は加熱たばこに関するルールはまだはっきりしていません。なぜならば、加熱式たばこは、紙巻たばこに比べて煙の量が少ないため、受動喫煙問題の対象になる場合と、ならない場合があるからです。よって、加熱式たばこの扱いについては各自治体によって異なります。隣り合っている市や区でも、加熱式たばこの路上喫煙について問題になるか、ならないか異なる状況も実際にあり得ます。

しかし、法律の成り行きをみると、加熱式たばこの風当たりは強いため、現状は路上喫煙が問題にならない場所でも避けたほうが良いでしょう。路上で加熱式たばこを喫煙する場合は、事前に区や市に確認してください。 

場所④:建物内の喫煙室

喫煙が可能な公共の場所として「建物内の喫煙室」があげられます。

一般的に会社や商業施設、飲食店の一部などでは喫煙室があるため、当然ですがそこでの喫煙は可能です。しかし、従来の紙巻たばこ特有の臭いを気にしている方にとっては、臭いの少ない加熱式たばこに変えたにも関わらず、喫煙室では紙巻たばこの煙の臭いが髪や服についてしまうこともあり、気になるでしょう。

今までもお話ししましたが、法律により加熱式たばこの規制が厳しくなっているため、今後は喫煙できる場所がかなり限られます。しかし、加熱式たばこは煙の量が少ないため、将来的には紙巻きたばことは違う制度になるかもしれません。

マナーを守り加熱式たばこを楽しもう!

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加熱式たばこは、普及してはいるものの、まだまだ目新しく法律やルールの整備が追いついていないのが実情です。「受動喫煙防止法」の動向をチェックしながらマナーを守り加熱式たばこを楽しみましょう。マナーを守ることで加熱式たばこに対して周囲の理解が広がり、吸える場所が増えるといいですね。