たばこを持っていけない国はどこ?海外にたばこを持っていくときの注意点

世界における禁煙や分煙は日本より進んでおり、海外旅行にいかれる方は特に注意が必要です。今回は、たばこを持っていけない国、もしくは持っていくことはできても注意が必要な国と飛行機にたばこを持ち込む際の注意点について紹介します。

最近の日本では、受動喫煙防止条例により禁煙や分煙が活発化しています。しかし、世界的に見れば海外の喫煙に対する意識は日本とは大きく異なります。そのため、海外旅行に行く際には、国によるたばこ規制を確認する必要があります。

今回は、たばこを持っていけない国、もしくは持っていくことはできても注意が必要な国を紹介します。さらに、飛行機にたばこを持ち込む際の注意点についても詳しく紹介します。

たばこは機内に持ち込みできる?

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たばこを吸う方が、旅行に行くうえで最も気になるのはたばこを飛行機の機内に持ち込むことは可能かどうかです。結論から言えば、たばこの手荷物としての機内持ち込みは可能です。 ただし、電子たばこと無煙たばこは航空会社によって機内持ち込みに制限がある場合があります。

加熱式・電子たばこはどうなる?

加熱式たばこ・電子たばこの飛行機への持ち込みは可能です。ただし、それぞれ異なる対応が求められます。
電子たばこは、たばこ葉ではなくニコチンが含まれた液体を電気を用いて加熱してニコチンを吸収する新しい形のたばこです。ただし、現在日本ではニコチンを摂取できる「電子たばこ」は販売されていません。電子たばこを機内に持ち込む場合、たばこ内のリキッドが外に漏れ出さないように紙に包むなど工夫が必要です。

加熱式たばこは、たばこ葉を燃焼させずに加熱することによりニコチンを吸引できるようにした新しい形のたばこです。 特徴としては、発がん物質となるタールの発生が少ないことと、ライターを必要とせず煙や灰を出さないスマートさが挙げられます。加熱式たばこは、本体にリチウム電池が内蔵されているものが多く、発熱や発火の恐れがあるため、航空会社によっては預け入れ荷物にすることは禁止されています。

ライターは持ち込めるのか?

ライターとマッチは1人1個まで機内持ち込み可能となっていることが多いです。ライターとマッチを合わせて1人1個までなので2個以上持っている場合は、超過分を没収されてしまいます。 ただし、航空会社によっては持ち込み制限がある場合がありますので、事前に利用する航空会社へ確認することをおすすめします。

機内は全面禁煙

最も注意したいのは、紙巻きや加熱式、電子たばこなどは機内に持ち込むことができても機内での喫煙はできません。空港には喫煙所が設けられているため、事前にたばこを楽しんでから飛行機に登場するように心がけましょう。

たばこを持っていくときに注意したい場所6つ

場所①:タイ

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たばこを持っていく際に注意したい場所として、タイが挙げられます。
タイの公衆衛生当局はたばこ規制に熱心で、2007年からたばこ広告規制を強化し、たばこのパッケージの警告表示をより健康への害をアピールするものに変更しています。さらに、子どもの喫煙を防止したり、喫煙率の低減を訴えかけたりといった活動を強化しています。

特に、タイは加熱式・電子たばこに対して厳しく電子たばこ禁止条例がタイ商務省から2014年12月27日より発令されています。IQOSをはじめ、加熱式たばこも含まれます。違反した場合、最高で10年の懲役、または50万バーツの罰金のいずれかが科せられます。商売目的でなく、個人的に所持・利用していた場合でも罰せられるためタイへ渡航される場合は十分に注意する必要があります。

場所②:シンガポール

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たばこを持っていく際に注意したい場所として、シンガポールが挙げられます。

シンガポールは、たばこの持ち込み制限が厳しいことで有名ですが、加熱式・電子たばこの持ち込みも禁止されています。持ち込みが見つかった場合は、日本円で約80万円ほどの罰金とか6ヶ月以内の懲役が課せられるので渡航される場合は、十分に注意してください。

場所③:台湾

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たばこを持っていく際に注意したい場所として、台湾が挙げられます。

台湾の税関は電子たばこの入国時の持ち込み制限が厳格化されています。台湾もシンガポール同様に喫煙者に厳しい国で、公共の場所やホテル客室など全面禁煙となっています。さらに、加熱式・電子たばこにおいては、喫煙場所でも喫煙が禁止されており、使用が見つかった場合には罰金が課せられます。

場所④:中国

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たばこを持っていく際に注意したい場所として、中国が挙げられます。
中国では、加熱式・電子たばこの制限はありませんが、加熱式・電子たばこの普及が広まっていないため、出入国時には注意が必要です。また、紙巻きたばこでも加熱式たばこの専用スティックでも400本までしか、持ち込みができません。400本を超えた場合は罰金もしくは没収となるので、注意が必要です。

場所⑤:ブータン

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たばこを持っていく際に注意したい場所として、ブータンが挙げられます。

ブータンでは、2004年12月から国内でのたばこ製品の販売を全面的に禁止し、世界初の「禁煙国家」となりました。そのため、たばこ規制は世界でも特に厳しく、国内すべての公共の場所は全面禁煙です。
ただし、観光客に対しては、禁煙は強制されておらず、一人1カートンまでの持ち込みならば許可されています。ただし、200%の税金を支払う必要があります。その内訳としては、100%の関税と100%の付加価値税です。

また、実際にブータンにたばこを持ち込むことができたとしても、公共の場所は全面禁煙のためホテルの喫煙客室内でしか、たばこを楽しむことはできません。

場所⑥:オーストラリア

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たばこを持っていく際に注意したい場所として、オーストラリアが挙げられます。
オーストラリアは、たばこのパッケージにおけるブランドロゴの掲載禁止やたばこ会社による広告・宣伝活動の禁止など、たばこ規制が厳しい国です。また、たばこの値段も1箱あたり約2,000円と高めに設定されています。 たばこのパッケージは、どの銘柄も禁煙撲滅のスローガンが大きく掲載されており、パッケージを使ったブランド戦略や販売促進はできません。

オーストラリアでは、紙巻きたばこの持ち込み本数は50本までと制限されています。もし、持ち込み本数よりも多いたばこが見つかった場合は1箱に付き約10ドルの税金を納めるか没収となります。特に注意したいのは、持ち込み本数を超過した分の本数ではなく、51本ならば51本分の課税となる点です。

海外でのたばこにまつわる注意点

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最後にたばこにまつわる注意点として、免税店でのたばこの購入について紹介します。
お店でたばこを買うとさまざまな税金がかかりますが、免税店で購入すると名前の通り税金が免除となるので、たばこがかなり安くなり、空港で大量にたばこを購入する人も多いのではないでしょうか? しかし、1人あたりの免税範囲は決まっているため、免税範囲を超えてしまう場合は追加で税金を払う必要があります。たばこを海外で購入する際は、免税範囲に注意しましょう。